「天神さん」の愛称で親しまれる、上宮天満宮の祭典。 宮社からJR高槻駅北口へと続く道には多くの屋台が軒を連ね、県内外の人々で賑わう。
菅原道真(すがわらのみちざね、904年没)をまつる上宮天満宮は、大宰府に次いで2番目につくられたという古い由緒を伝えられる。
縁起によれば、道真の霊を鎮めるため、正暦4年(993)に九州・大宰府に赴いた天皇の使い(勅使)が、帰途この地で急に牛車が動かなくなる異変にあい、調べたところ菅原氏の祖先とされる野見宿弥(のみのすくね)ゆかりの地であることを知って、ここに道真をまつったとの事。 江戸時代には高槻城主永井直清が拝殿や石鳥居を建てたと伝えられ、本殿は火災により焼失し、近年、建て替えられた。 JR高槻駅から石鳥居へつづく参道はかつて松並木が続き、天神の馬場と呼ばれていた。
天正10年(1582)山崎合戦の際、秀吉が本陣をおいたといわれる。
名称 | 天神まつり | フリガナ | テンジンマツリ |
住所 | 大阪府高槻市天神町一丁目 |